波乱に満ちた生涯！【日本史題材漫画】特集！
もう春が目前に迫るこの頃、どうお過ごしでしょうか。
昨今ドラマやゲームの題材として人気が高く
頻繁に取り上げられる日本史の戦国時代や幕末。
今回は、そんな戦乱の世を生きた人物を題材に
描かれた作品を時系列順に特集します。
【1100年代】
YOSHITSUNE ©倉科遼／羽崎雅
(源義経)
時は800年前の平安末期。源平の争乱で名を馳せた悲劇の英雄「源義経」の 波乱に満ちた生涯を描いた軍師絵巻！義経と静の運命は・・。
平安時代、大規模な内乱となった源氏と平氏の戦いにて、
『牛若丸』『遮那王』の名で知られる源義経が
範頼らと共に平氏を討ち滅ぼし、鎌倉時代へと突入。
しかし源氏は実朝が暗殺されたことで潰えてしまいます。
その後、足利氏の台頭により、
1300年代には室町幕府が開かれ、室町時代へと移ります。
しかし1400年代に入ると各地で一揆や下剋上が起き、
戦乱の世、戦国時代へと入っていくのでした。
【1500年～1600年代】
尾張の戦国大名・織田信秀の嫡男として生まれた信長。巷ではうつけと蔑まれ奇行を繰り返す信長に、家臣たちは愛想を尽かし、織田家内での人望は皆無に等しかった。いちばんの理解者であった父を亡くし、群雄割拠の尾張にひとり放り出された信長は、いま天下統一に向けて立ち上がる！
「あ…あきらめぬ・・・」天正10年、本能寺。荒れ狂う業火の中に信長は消えていった。しかし夜が明けた後、いくら探してもその遺体は見つからなかった…。信長の魂は形を変えよみがえる！新感覚戦国絵巻、堂々開幕！
覇王の月～明智光秀の生涯～ ©楠本弘樹
(明智光秀)
「織田軍となら天下泰平の道―――到達できる」明智光秀―――燃え盛る日輪がごとき覇王・織田信長に仕えた男の夢と挫折を精緻に描く長編ロマン！！ 自らの理想のために戦った武将・明智光秀の全てをこの一冊に！ 収録作「第一話 会見」「第二話 金ヶ崎退き口」「第三話 比叡山焼き討ち」「第四話石山本願寺」「第五話 本能寺の変」 ほか、描き下ろし「あとがき＆フォロー四コマ＆イラスト」の全5話を収録。
鬼石曼子 ～戦国最強と呼ばれた男～
©スズカケシュウジ/倉科遼/松文館
(島津義弘)
戦国最強の男と呼ばれる島津義弘、その波乱に満ちた生涯を最強タッグで描く！天下分け目の関ヶ原にて、 勇猛果敢に戦いつつも敗色濃厚な戦況に陥る島津義弘。戦国最強の男がとった道とは！？
巌流島での宮本武蔵との決闘に敗れ去ったはずの佐々木小次郎。だが、武蔵の一撃を見切った小次郎は、死んでいなかったのである・・。
室町幕府を開き将軍の地位に就いた足利氏でしたが、
徐々に実権を失い形骸化。
織田信長によって京を追われ室町幕府は消滅してしまいます。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑で名の知られる
安土桃山時代へ入ると、
織田信長は明智光秀に討たれ、明智光秀は豊臣秀吉に討たれます。
そして豊臣秀吉は島津氏を討って九州を従え、
その後全国統一を果たしました。
豊臣秀吉の死後、徳川家康の勢いは強まり、
豊臣方の軍を破ると江戸幕府を開き、江戸時代が始まりました。
徳川氏は豊臣方の武将であった真田幸村や島津氏との戦の末、
豊臣氏をうち滅ぼし、徳川氏は長く続く江戸を築きあげます。
【1800年代】
歴史上の人物・西郷隆盛の豪快な半生をダイナミックに描いた幕末歴史ロマン。薩摩藩の下級武士・西郷吉兵衛の長男として生まれ、のちに西郷隆盛となる少年・小吉（こきち）は、隣町の稚児・横堀（よこぼり）達にいじめられていたが、のちに大久保利通となる近所の少年・正助（しょうすけ）を助けるために、横堀と勝負をし・・！？
長く続いた江戸時代も1850年代、ペリーの黒船来航により契機を得て
大きく変化を見せ始めます。
坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允、岩倉具視らの薩長連合により
政権を朝廷に返すようにすすめられた15代将軍徳川慶喜はこれを受け入れます。
大政奉還によって江戸幕府、及び鎌倉幕府から700年近く続いた武家政治は
終焉を迎え、明治時代がはじまるのでした。
【その他】
横山まさみちアンソロジー ©横山まさみち
(奥州藤原四代・太平記・真田幸村・西郷隆盛)
取材と史料に基づいた歴史コミックなど、横山まさみち珠玉の作品集。西郷隆盛・奥州藤原四代・太平記・真田幸村・どくろ検校・東京大地震・独眼探偵を収録。
コミック戦国無頼 ©オムニバス/グループゼロ
史上初、本格当世戦国漫画雑誌。いよいよwebでも…いざ、参る!!
良く解る武将シリーズ！超有名な父・家康と超有名な義父・秀吉に比べられた結城秀康の残念な生涯…。（父と義父と僕）いざ往かん、戦国ゆかりの地へ！実際に体験したものならではの旅の情報満載、役に立つおもしろ紀行漫画！（戦国ぶらい旅5）
いかがでしたでしょうか？
幾重にも事情が折り重なり把握するにも骨が折れてしまう日本史ですが、
一人の人物を追うことがキッカケとなり読み解きやすくなると思います。
マンガでなら、更にそのハードルは下がるのではないでしょうか。
是非、気になったものがあれば読んでみてくださいね。
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